- まず作業しやすいようにエアーフィルターを外しておきます。
- 当然冷却水も抜いてください、車によってはシリンダーブロックの左後ろにドレンコックがあります、なければラジエター下部のホースを外すなどして冷却水を抜きます。
- 次に写真の番号を打ってある箇所のホースやボルトナットを外すと同時にファンベルトも外します。
- ホース類が固くて抜けない場合は無理をせずホースリムーバーなどを使いましょう。
- ホースを新しくする場合はカッターナイフで切り裂けば簡単に外せます。
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(エンジン右側)
@ラジエタートップホースを外す
(作業をやりやすくするため)
Aパワステオイルポンプ下部固定ボルトを緩める
(テンションボルトを緩めてベルトを外すため)
Bパワステポンプ側ファンベルトテンショナー
固定ボルトを緩める
Cウォーターポンプ側ファンベルトテンショナー
固定ボルトを外す
Dスロットルウォーマー戻りホース取り外し
Eヒーター戻りホース取り外し
Fサーモスタットバイパス取り外し
Gラジエター戻りホース取り外し
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(エンジン左側)
Hウォーターポンプ側エアコンコンプレッサーの
テンショナーボルト取り外し
Iエアコンコンプレッサー側テンショナーボルト
を緩める
- ウォータポンプにはエアコンコンプレッサー用テンショナー固定ボルトを含めて計10本のボルトナットがあります。
- 木ハンマー等でポンプボディーに軽くショックを与えるとポンプが外れると思います。
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- エンジンからウォータポンプを取り外したところです。
- 赤矢印のところにもスタッドボルトがあります、都合で抜き取ってます。
- ポンプを出た冷却水は右側からシリンダーブロック内に入り、上のシリンダーヘッドからウォーターレールに流れます。
- その後サーモスタットから温度が高い場合はラジエターに、低い場合はウォータポンプに流れて循環します。
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- ウォータポンプを下から見たところです。
- ここに軸シールから漏れた冷却水のドレン穴があります。
- 冷却水がベアリング側に流れ込まないようにここから外へ排出します。
- 漏れたークーラントの跡が白く残っています。
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- 新旧のウォータポンプです。
- 古い物は錆が一杯です、良く戦ってくれました。
- リビルトキットを使うなど古いポンプボディーを再利用する場合は継ぎ手部分を初め各部の錆をしっかり落としておきます。
- 塗装しておけば見違えるように綺麗になります。
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- 新しいウォータポンプ用パッキンです、薄い紙です。
- シリンダーブロック側のパッキンカスを綺麗に掃除します。
- スクレーパーなどで削りますがアルミのベースを傷つけないでください、冷却水が漏れる恐れがあります。
- パッキン、ポンプ、シリンダーブロックそれぞれに薄く液状シールを塗って組み付けます。
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- パッキンはご覧のように薄い物です、従ってボルトナットの締め付けも片締めにならないよう均等に締め付けます。
- 出来れば対角線状にジワジワ締めるのが良いと思います。
- プーリーを回してインペラーがポンプケースに干渉していないのを確認してください。
- ファンベルトを掛けてテンションを調整します、張り強さはベルトの中央で2.9kg、4.3mmです。
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- ポンプ取付やベルト取付と並行して各ホース類も復旧します。
- ホースが固くて入らない場合はホースと継ぎ手それぞれに薄くシリコングリースを塗るとスムーズに入ります。
- ゴムホース類は締め付けすぎないように、ホースバンドは元と同じ位置にします。
- ラジエター冷却ファンを復旧します。
- 冷却水を充填しエンジンを掛けてエアー抜きをし漏れや異音が無いのを確認してください。
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