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【Vベルトの交換】
冷却ファン(パワステオイルポンプ) 、エアコンコンプレッサー、オルタネーター

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1.冷却ファン(パワステオイルポンプ)Vベルト交換

パワステオイルポンプ

・前準備としてラジエーターのフィンを傷めないように段ボールで養生しておきます、狭いところで工具を振り回したりベルトをゴソゴソするのでどうしても傷めてしまいます。

・写真はパワステオイルポンプ回りの配置です、パワステオイルポンプと冷却ファンは同じベルトで駆動されていますのでここを触ればベルトの交換が出来ます。

・まずCのピボットボルトを押さえながらDのナットを緩めます。

・次にトラニオンブロックのボルトAを緩めます、@Bのナットを緩めた時に調整棒の傾きが変わるのでこれを緩めておかないといけません。

・あとはBの調整ネジを緩めて行けばベルトは弛んできます、但しパワステオイルポンプが固い場合は下部に固定ボルトがありますのでそれを緩めて下さい、全体に固着していると思いますので揺すってみて下さい。

・交換できたらBのナットでテンションの調整をします(値は下記)、その後各部の締め付けを行って完了です、しばらく乗ったら再度テンションのチェックをして下さい、ベルトが伸びると言うことはないと思いますがプーリーへの馴染みなどで緩くなる恐れがあります。

新旧ベルト

・丸いのが新しいベルトです。

・楕円の物が古いベルトです。

旧ベルトひび割れ状況

・外観はまだ大丈夫かなぁと言う状況でしたが裏返してベルトの内側を見てみるとこの様にひびだらけでした。

・以前一度ベルト鳴きしたことがありその時は鳴き止めスプレーで誤魔化していたのですがやはり劣化してきていたのですね。

・調整はベルトの中央を2.9kgの力で押してたわみが4.3mmに調整します、私は手提げ式のバネばかりで引っ張りながらスケールでたわみを測りました。

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2.エアコンコンプレッサーVベルト交換

エアコンコンプレッサー

・写真はエアコンコンプレッサー回りの配置です、これはクランクシャフトプーリーから専用のベルトで駆動されていますのでここを触ればベルトの交換が出来ます。

・基本的な作業要領はパワステオイルポンプと同じです。

・これも前準備としてラジエーターのフィンを傷めないように段ボールで養生しておきます、狭いところで工具を振り回したりベルトをゴソゴソするのでどうしても傷めてしまいます。

・まず@のピボットボルトを緩めます。

新旧ベルト

・次にトラニオンブロックのボルトBを緩めます。

・ACの調整ナットを緩めた時に調整棒の傾きが変わるのでこれを緩めておかないといけません。

・あとはACの調整ネジを緩めて行けばベルトは弛んできます、なおコンプレッサーの下部取付ボルトが締まっていると思います、この写真からは見えませんが手を入れて緩めて下さい。

・交換後の調整はCのナットを締めて行きます(値は下記)、あと各部を忘れないように締め付ければ終わりです。

旧ベルトひび割れ状況

・丸いのが新しいベルトです。

・楕円の物が古いベルトです。

・これもパワステと同じく外観はまだ大丈夫かなぁと言う状況でしたが裏返してベルトの内側を見てみるとこの様にひびだらけでした。

・調整はベルトの中央を2.9kgの力で押してたわみが4.3mmに調整します、私は手提げ式のバネばかりで引っ張りながらスケールでたわみを測りました。

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3.オルタネーターVベルト交換

新旧ベルト

・オルタネーターはエアコンコンプレッサーの下にあります、上からは作業が出来ませんのでジャッキアップして下からの作業となります。

・そのため距離が取れず写真が撮れませんでした、しかし要領的には他のベルト交換と同じです。

・フロントのアンダーカバーを外す必要がありますがボルト2本で止めてあるだけなのですぐに出来ます。

・基本的な取り外し、取付、調整などの作業要領はパワステオイルポンプと同じです。

旧ベルトひび割れ状況

・丸いのが新しいベルトで、楕円の物が古いベルトです。

・これも外観はまだ大丈夫かなぁと言う状況でしたが裏返してベルトの内側を見てみるとこの様にひびだらけでした。

・以前一度ベルト鳴きしたことがありその時は鳴き止めスプレーで誤魔化していたのですがやはり劣化してきていたのですね。

・調整はベルトの中央を1.45kgの力で押してたわみが3.8mmに調整します、私は手提げ式のバネばかりで引っ張りながらスケールでたわみを測りました。

・オルタネーターは他のベルトと管理値が違いますので注意して下さい。
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