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・名前も取付位置もご存じ無い方がおられると思いますがインテークマニホールドに付いています。
・これでエンジン起動からウォーミング完了までのエアーを供給する重要な機器です。
・動作はバイメタルを利用した機械式の弁です、多分インジェクション仕様の車に付いています。
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・オキジャリエアーバルブの外観です、実際には上下が逆になって付いています。
・上の円い筒の部分をエアーが通ります、スロットルバルブの手前から写真の手前側のパイプに入り、後側からインテークマニホールドに供給しています。
・それぞれゴムホースでつながっています。
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・表から見たところです、右の黒いのはヒーター用のコネクターです。
・温度が下がってシャッターが全開となっています。
・この写真では判りづらいですが拡大写真の方では穴を通して向こうの景色が見えています。
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・真ん中のフランジのところで分割できますがビスではなくアルミの鋲でかしめてあります。
・私はドリルで削り取ってしまいました。
・左の部分はヒーター付きのバイメタル部分、右の部分がそのバイメタルで駆動されるシャッター式の弁です。
・アイドリング不整脈の原因調査の一環として分解してみました、中はクランクケースのブローバイガスが流れるため油で汚れていましたがこれと言った不具合はありませんでした。
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・後は元通り組み立てて終わりです、フランジの締め付けは鋲がないので3mmのビスで止めてあります。
・取付そのものはウォーターレールに取り付けるのですが取付面の熱伝導を良くするためにパソコンなどの放熱板で使うコンパウンドを付けています。
・斜めから見たところです。
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・空気の入口側から覗いたところです、エンジンから取り外して温度が下がってくるとこの様に開きます。
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・シャッター式の空気弁を拡大したところです。
・エンジンの温度が下がってくるとバイメタルが赤い矢印の部分を押してシャッターを開けて行きます。
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・こんな感じになります。
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・ヒーター付きのバイメタル部分です。
・このバイメタルの先端でシャッター式の弁を動かしています。
・温度が下がるとバイメタルは真っ直ぐとなり弁は開きます。
・エンジンが掛かり水温の上昇とヒーターの熱でバイメタルは変形し弁は閉まります。
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・何故ヒーターが必要なのかちょっと判りませんが推測すると、エンジンから伝わってくる熱だけではタイムラグが大きくて、エンジンが暖まっているにもかかわらず弁が開いて回転が上昇したままになるので、そのタイムラグを無くするのが目的ではないかと考えています。
・中のヒーター部分ですが見難いので拡大写真の方をご覧下さい。
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