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・ヘインズの取り説によるとSr1〜Sr3には「気化燃料コントロールシステム」と言うチャコールキャニスターを使ったシステムがあります。(公害発散防止装置) ・以下に私の独断による装置の動作説明をしています、多分こんなところだろうと思いますがもし間違っていましたらご指摘下さい。
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・これは気化した燃料を再度液化させてガソリンタンクへ戻すとともに、液化しきれなかったベーパーをインテークマニホールドへ吸引させてエンジンで燃焼させるか、もしくは活性炭吸着塔(チャコールキャ二スター)を通して処理した後外部へ排出するというものです。 ・これは国産車にも付いていますが要は炭化水素の排出浄化装置だと思います。 ・動作ですが、ガソリンタンクのベーパーはガソリンタンクの上部、丁度後部座席の左右のピラー部分にある液化装置(ベーパーセパレーター)で再度液化されますが、液化しきれなかったベーパーは配管を通じて右前のフェンダー内にある浄化装置に導かれます。 ・装置はベーパーの圧力がある一定値以上になると動作する逆止弁(プレッシャーリリーフバルブ)と吸気マニホールドの真空で制御されている二方出のコントロール弁(パージコントロールバルブ)、そして活性炭吸着塔(チャコールキャにスター)で構成されています。 ・ベーパーの圧力が上がりある一定圧以上になるとプレッシャーリリーフ弁を通って活性炭吸着塔の上部室へ入ります。 ・上部室へ入ったベーパーはパージコントロール弁でインテークマニホールドに吸引させるか、活性炭吸着塔を通して処理した後大気へ放出するかをインテークマニホールドの真空により制御しています。
・パージコントロール弁の動作は ・プレッシャーリリーフ弁の取付はゴムホースに差し込んであるだけなので引っ張れば外れます、弁のガソリンタンク側から口で強く吹いてみて下さい息が通ればOKです、通らなければ内部の弁が固着していますので部品交換する必要があるでしょう。 ・パージコントロール弁の取付はこれもゴムホースに差し込んであるだけなので引っ張れば外れます、インテークマニホールド側につながっている太いパイプを軽く吹いてみて下さい息が流れないはずで、強く吹くともう一方の太いパイプ側へ流れて行く事で確認できます。 ・これも強く吹いて流れない場合は内部の弁が固着していますので部品交換する必要があるでしょう。 ・反対の活性炭吸着塔側からでは構造上幾ら強く吹いても息は流れませんので注意して下さい。 ・ヘインズの取り説によれば活性炭吸着塔は24,000マイル(38,600Km)ごとに交換するようになっています。 ・従って臭いが前からする場合は活性炭吸着塔の能力が落ちて処理が追いつかずに生ガスが出ていると考えられ、その場合にエアコンを外気導入モードで使用するとガソリン臭くなり、逆に内気循環モードにすると外気が入ってこないので臭わなくなるのではないでしょうか。
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・私も初めはこれからの臭いかなと思っていましたがよく状況を観察してみますとどうも後ろから臭いがしてくるようです。 ・また窓を閉めていても臭うのは単にドアーのシールが悪く走っているときに車室内が負圧になるためドアーの隙間から吸い込んでいるのではと思います。 ・その理由は私の場合は逆にエアコンを外気導入にすれば全く臭いません、これは外気を導入することにより車室内が正圧になるためと思います。
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・先日ガソリンキャップのゴムシートの据わりが悪いのではと思い手で何度か動かしてみましたが特に異常はありませんでした、それ以降ここ暫くは臭いがしませんので私の場合原因はキャップのシールが悪いためと思われます。 ・ガソリンキャップのシール状況を見るにはキャップを開けたときにすぐにゴムシート面のガソリンの付着状況を見てください、すぐに乾いてしまいますので素早く行う必要がありますがシート全体がガソリンで濡れておればシール状態は良好でしょう。 ・私の場合臭いがするときにはこの写真のキャップのゴムシート面上部側にガスが吹き出している形跡がありました。
(追)
(追2)平成14年2月2日 |
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