| Home| メンテメニュー| |
【リアーブレーキディスク取替】 |
---|
・2001年の9月にブレーキ回りの大リフレッシュを行ったのですが今回の作業のメイン中のメインであるリアーブレーキディスクの取替を行いました。 ・これのためにリアーのクロスメンバーを下ろしたのですが、デフのアウトプットシャフトオイルシール交換、サイドブレーキ分解手入れも合わせて行いました。 ・ブレーキ回りの点検のたびにディスクの摩耗量が管理基準値を少しずつ超えていくので気にはなっていたのですがフロントと違いリアーは非常にやりにくくやっと取替にこぎ着けました。 |
|
・クロスメンバーの脱着に関しては 「リアークロスメンバーの脱着」をご覧下さい。 ・まづデフから左右に出ているドライブシャフト、ジャガーの場合はハーフシャフトと言いますが、これの取り外しからです。 ・クロスジョイントがありますがこれを止めているナットを4個緩めます。 |
|
・取り外しが出来ました、ホイール側にもクロスジョイントがあるのでそのまま引っ張れば外れます。 ・そうするとキャンバー調整用のシム(ライナー)が出てきます。 ・これは間違いなく元通りに付けなければいけませんのでしっかりと印をしておきます。 ・実際のキャンバー調整はホイール側のクロスジョイントのシムで調整します。 |
|
・この角度から見るとシムの状況が良く判りますね。 ・シムの厚みの違う物が計3枚入っています。 |
|
・次にキャリパー&サイドブレーキの取り外しを行います ・まず、サイドブレーキを取り外します。 |
|
・赤矢印の2本のボルトで取り付けられています。 ・このボルトの下に付いている2本爪のヨークはスプリングになっていて先端はサイドブレーキのキャリパーに差し込まれています。 ・ブレーキレバーを緩めたときにサイドブレーキパッドがブレーキディスクに当たらないように広げる役目を持っています。 |
|
・これがサイドブレーキの全景です。 ・この部分は別途 「サイドブレーキの分解手入れ」の項目をご覧下さい。 |
|
・ブレーキキャリパーの取り外しが出来ました。 ・ここのボルトはステンレスワイヤーで回り止めをしてあります、復旧時にもステンレスワイヤーでしっかりと回り止めしておきましょう。 ・また工具が入りにくくクロスメンバーを下ろしているこの状態でも結構時間が掛かりました、これが上向きの作業などでは地獄ですね(--; |
|
・やっと取り外しの出来たリアーのブレーキディスクです。 ・ブレーキディスクとデフのアウトプットシャフトの間にも楕円形のシムが入っていました。 ・これはキャリパーのセンターとディスクのセンターを合わせるための物ですが、これの厚みを変えるとキャンバーに影響してきますので注意が必要です。 |
|
・ブレーキディスクを取り外したデフのアウトプットシャフトです。 ・ロアーのウィシュボーンアームは上に跳ね上げてますのですっきりとしています。 ・これ以降はキャリパー、サイドブレーキなど取り外したときと逆の手順で組み立てて行きます。 |
|
・新しいブレーキディスクを付けたところです、右横は古いディスクです。 ・シムの位置や枚数を間違わないようにして下さい、本来ならまずディスクを回転させて0.1mm以下の振れであることを確認し、全部組み上がった状態で 3/4°± 1/4°のネガティブキャンバーに調整しないといけないのですが、取り敢えずは元通り組むことです。 ・特にサイドブレーキはパッドの引きづりがないかどうか良く確認して下さい。 |
|