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- ハブにブレーキディスクを固定しているボルトを緩めます
- そのままでは共回りしますので写真のようにディスクの隙間にドライバーを差し込んで回り止めにします。
- ボルトはブレーキディスクの裏側からソケットレンチを差し込んで緩めます。
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- ブレーキディスクの裏側からソケットレンチを差し込んでボルトを緩めます。
- ダストカバーに冷却風の通路を兼ねた?穴が開いてますのでそこからソケットレンチを差し込みます。
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- ベアリング用のダストキャップを取り外します。
- 写真のように全周の4箇所くらいにマイナスドライバーの先などを当ててハンマーで軽く叩くと外れます。
- グリースを綺麗に掃除します。
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- 割ピン、回り止め特殊ワッシャー、ナットを緩めます。
- 割ピンは基本的に再使用不可です、出来れば新品に交換しましょう。
- ナットを緩める前にマジックなどで後のベアリングワッシャーとナットに合いマークを打っておきます。
- これは組み立て時の目安になります、異常がなければほぼ同じ位置に来るはずです。
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- ブレーキディスクを残してハブを外します。
- インナー&アウターベアリングとインナー側のオイルシールが付いたままハブを外せます。
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- 取り外したハブです。
- 内部のグリースを綺麗に掃除します。
- ベアリングはグリースを洗い流し「傷」「焼け」などのチェックをし痛んでいれば交換します。
- ベアリングのキットには一番奥に入るインナーのオイルシールと割ピンが入っていますのでベアリング交換時にはオイルシールも交換してください。
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- このままではまだブレーキディスクを外せません。
- ハブシャフト奥のオイルシールカバーが当たりますのでこれを外します。
- スタブアクスルとカバーの間にマイナスドラーバーなどを差し込めば簡単に外れます。
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- ブレーキディスクを外せました、こんな感じで取り外せます。
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- ハブとブレーキディスクを取り外した状態はこんな感じです。
- この状態ではキャリパーの手入れも楽々です、同時に作業しましょう。
- ハブシャフトはインナー側のベアリングレースが回った跡がないかチェックします。
- もし傷が大きければベアリングのインナーレースが空回りする恐れがあるのでハブシャフトを交換します。
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- ハブとブレーキディスクの接合面の錆やゴミを綺麗にします、ゴミを噛んだりするとディスクの取付が歪みます。
- ベアリングにグリースをしっかり押し込みます。
- ハブ内の空洞にもグリースを充填します、回転抵抗が増えますが何とかいけてます、ベアリング部に付けたグリースだけであれば長期の使用でグリースが切れてベアリングが焼き付きます。
- 外したときと逆の順番で組み付けます、ハブにディスクをしっかり止めてください。
- ハブナットの締め付けですが前回行ったトルクレンチでの締め付けで問題はありませんでした。
- 今回も写真のような感じで締め付けています。
- まずナットをそこそこ締め込みます、次にハブを何回か回転させてベアリングを馴染ませ、ナットを少し緩めます。
- その状態でトルクレンチを掛けて1Kg・mで締め付けます。
- 回転させてゴロ音や擦るような音がないか、極端に重くないかチェックします。
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- トルクレンチの指示です。
- 何度かやってきましたがここら辺りが良いようです。
- マニュアルによるとエンドフロートが 0.05〜0.15mm にするとか書かれてますが詳細が良く分からないのでトルク管理で対応しています。
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- ローターのランアウト測定を行います。
- 写真のようにダイヤルゲージをセットしてブレーキディスクを回転させ振れ幅を読みます。
- 基準では振れ幅は 0.051mm となっていますのでこれ以上の場合は取付その他再点検の必要があります。
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