【フロントサブフレームマウントブッシュ交換】 （フロント側）

エンジンオーバーホールに便乗して追加作業をやりました。 エンジンを積んでからでも難しい作業ではありませんが当然無い方がやり易いです。 ゴムの表面は完全にひび割れしてきており寿命です、消耗品ですので仕方がありません。 サブフレームの前に付いているこのブッシュとサブフレームの後にあるＶマウントの４箇所でボディーを支えています。 ジャガーの乗り味はこういった各部のマウントブッシュがそれぞれに上手く作用し有って作り出しているのではないでしょうか。 車の重量も大きく影響していると思います、軽い車では同じブッシュでもこの乗り味は無理でしょうね、お陰で何時乗ってもしなやかな走りが楽しめます。

	例によって写真が撮れてません(^^; 完成後の写真を流用しています。 赤矢印のボルトを緩めます、特に軸のボルトナットは太いので大きな工具が必要です。 私は３００ミリのモンキーレンチで緩めました。 ブッシュそのものはこのバンドに挟み込んであるだけなので簡単に外れます。
	ブッシュの中に通っているボルトを抜くためボディーを少しジャッキアップします。 ナットを緩めてボディーを少しずつ上げてゆくとスッとボルトが抜ける位置があります。 ブッシュを押し出します、簡単に抜けるはずです。
	ブッシュが抜けてきました。 スリーブも一緒に抜きますが手入れして再使用します。 ボルトも綺麗に掃除しておきます。
	取り外した古いブッシュです。 ひび割れが凄いです。
	右側の取替後の様子です。 スリーブとブッシュを押し込んでボルトを締めます。 牽引フックも忘れずに元の位置に付けます。 フレーム側の固定ボルトも忘れずに締め付けます。
	左側の取替後の様子です。