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- 左前輪のタイヤですが写真のように内側が異常に摩耗しています。
- 右前輪もほぼ同じ状況です。
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- 前輪をジャッキアップしてウマを噛ませます。
- ロアーのボールジョイント辺りにジャッキを掛けてウィシュボーンを持ち上げます。
- こうするとアッパーアームにはコイルスプリングの力が掛からなくなりますので取付ボルトを緩めることが出来ます。
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- 左前輪のアッパーアームの固定ボルトを取り外したところです。
- この写真と次の写真の拡大を見て頂くと判りやすいのですがアッパーアームの固定バーはクロスメンバーの向こう側にあります。
- 固定バーとクロスメンバーの間にキャンバー角調整用のシム(平ワッシャー)を噛ませて固定しています。
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- 右前輪のアッパーアームの固定ボルトを取り外したところです。
- こちら側はアッパーアームの固定バーを少し持ち上げています。
- この構造からシムを抜けばキャンバー角はきつくなります、つまりタイヤの上側が外に広がります。
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- 左前輪用のシムと固定用のボルトとナットです、シムの厚さは下記のとおりでした。
左後・写真上側 1.65 + 6.25 mm 各1枚
左前・写真下側 1.65 + 6.25 mm 各1枚
- 本来なら現在のキャンバー角を測定していくらに変更するのか決めてからするべきなんでしょう、でも測定器がない!
- 幾らにすればいいのか判らなかったのですが取り敢えずタイヤを外側へ倒したかったので分厚い方を外してみました。
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- 右前輪用のシムと固定用のボルトとナットです、シムの厚さは下記のとおりです。
右後・写真上側 3.35 mm 1枚
右前・写真下側 0.80 + 2.35 mm 各1枚
- 右はシムを全部抜き取りました。
- 左右で抜いた値が違うのでどの程度の影響があるのか心配でしたが走行感は全く異常有りませんでした。
- キャンバー角変更後の操縦感は曲がる時のハンドルが軽くなり曲がりやすくなったのと曲がったあとの直進復元性が強くなりました。
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