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【ラジアスアームブッシュ(大)(小)断面形状】


  • ラジアスアームのブッシュは消耗品と考えて良いのではないでしょうか。
  • 走行することによりストレスを受け割と早くゴムのひび割れが起きてきます。
  • 高い部品ではないので早め早めの交換が猫足を維持してゆく上で大事ではないかと思います。
  • 大きい方のブッシュは外観より断面形状はすぐに理解できますが小さい方のブッシュは外観からは内部の形状が判りません。
  • 不要になったブッシュをカットしてみたところ非常にユニークな構造になっていてびっくりしました。
  • まあ考えれば力が掛かるところなのでそれなりの工夫は必要なのでしょうね。
  • 今回はこのブッシュの断面形状を纏めてみましたのでご覧下さい。


  


  • ラジアスアームのブッシュ外観です。
  • 左は汚れていますが新品です、内側のテーパー角度が合っていないので旋盤で削ったものです。
  • これでピッタリ合うようになりました。
  • 右は取り外したものをカットしました、上部1/4位しか当たってませんね。

  


  • カット面の拡大です。
  • 外周部分はラジアスアームに嵌め込まれています。
  • 内周部分はボディー側のテーパー形状の突起部分にボルトで固定されています。
  • 左の写真をクリックして大きな写真をご覧頂くとお判りのとおり内側のテーパー部分が波打ってます。
  • プレスの精度が悪いものと思われます。
  • そのためにきっちり奥まで入らずに小口だけで当たってしまっています。
  • ここは後輪の駆動力をボディーに伝える物なのでこれでも十分役に立っています。
  • しかし物によってはボディー側にほんの少ししか入らない物も有り組み立て時に難儀します。
  • 私は旋盤に掛けてテーパー部分を削って修正しております、ごくわずか削れば良いので問題はありません。

  


  • スモールブッシュ外観です。
  • これは取り外して廃棄する物です。
  • 外観からは内部の構造が全く判りません。
  • 掲示板で話題になっていましたのでカットモデルを作ってみました。
  • カットしてびっくりです、こんな構造になっていたとは!?

  


  • この形何というのか忘れてしまいました(^^;

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