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・2001年の9月にブレーキ回りの大リフレッシュを行ったのですがジャッキアップしているついでにミッションのフィルターも交換しました。
・以前ATFも上抜きで一部交換しているのですが今度はオイルパンからの交換とフィルターがどの程度汚れているのか見当が付かずそれの確認の意味で行いました。
・作業を初めてビックリ、ミッションのオイルパンのボルトがどれも軽く止まっているだけでした、確かにコルクのパッキンなので無茶に締め付けると切れてしまいますが極端 に緩かったです。
・前オーナーが漏れなどの修理をされた時にボルトの締め付けが緩いのをカバーするためかパッキン周りには液状シールがこってり盛り上げられていました。
・作業自体は簡単でしたがオイルパンの前に付いているゲージパイプの取付ネジが無茶苦茶固くて無理に外してオイルパンを変形させてはいけないと(それくらい堅かった)ゲージパイプを付けたまま外すことにしましまたので、ゲージパイプの上部サポートを外しておく必要があります。
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・オイルパンを外してミッション(AT)の下部を後方より見たところです、真ん中に細長い茶色の部分がありますがこれがフィルターです。
・ミッションは油圧でスプール弁などを動かしていますがゴミを極端に嫌います、たとえ髪の毛ほどの物でも内部に咬み込むと正常に動作しなくなりオーバーホールしなければならなくなります。
・工具類は全て綺麗に清掃した上で内部を触るようにして下さい。
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・それと必要以外に長時間オイルパンを空けたままにしない方がいいと思います、風でゴミが飛んでくることもあります。
・これが新しいフィルターとオイルパンのパッキンセットです、フィルターにもパッキンが付属しています。
・このオイルパンには磁石は付いていませんでした、またゴミなどはありませんでしたが、一面スラッジで真っ黒になっていましたので綺麗にしましたがミッション本体側はそのままそっとしておきました。
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・フィルターを交換したところです。
・取付はビスを4本脱着するだけで簡単に出来ます。
・取り外したフィルターは綺麗な物でした。
・金属製で金網が付いていますのでパッキンだけ作ればフィルター自体は再使用可能です。
・オイルパンの組み付け時にはパッキンに液状シールを薄く塗りボルトはほどほどのトルクで締め付けしましたその後様子を見ていますが漏れは全くありません。
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・外観は綺麗なフィルターだったのですが内部にこんなゴミが入っていました。
・金属片も含まれていますのでブレーキやクラッチ部分に損傷を与えているのでしょうね。
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